上級レベル
from the Partita in D minor for Violin solo by J.S.Bach（バッハ無伴奏ヴァイオリンパルティータより）
Breitkopf Urtext（ブライトコプフ原典版）新装版
J.S.バッハの「シャコンヌ」のピアノ編曲版と訊かれるとまず最初に思い浮かべるのはブゾーニ版（PL0A19）である方が多いでしょうが、実はあのブラームスも編曲しています。さらに驚くべきことに彼の編曲版は、左手のための「シャコンヌ」。なぜ左手？と不思議に思いますが、理由を知れば納得。そう、ブラームスはこの曲を右手を痛めてしまったシューマンの妻、クララが左手だけで演奏できるように作曲したという話が残されているからです。
楽譜をパラパラと読み進めていくと、「えっ、これを左手だけで本当に弾くの…?」とおじけづいてしまいそうな譜面ですが(苦笑)、左手の訓練をしたい方、またブゾーニ版は攻略したぞ！という方は是非チャレンジを♪

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